同じレイヤーで生きる
2024年 03月 03日
「類は友を呼ぶ」ということわざがある。
自分と同じような、感性、価値観、嗜好、教養、知識レベル、を持つ人々が周囲にいてくれて、
お互いに愛と敬意に包まれて暮らせたら、どれだけ幸せだろうと思う。
もしそれができたら、それはこの世の天国なのかもしれない。
同じ時代の地球上に生きていながら、憎悪と恐怖にまみれ、悲しみが絶えない場所もある。
かと思えば、海を隔てて大谷翔平の結婚に一喜一憂する人たちもいる。
離婚問題や借金を抱えて苦しむ人たちもいる。
私は神ではないので、地球上のすべての問題に興味も関心も、ましてや責任もない。
少なくとも自分の周りだけでも、同じような喜びを分かち合える環境があればいいと思うのみだ。
ふと、「これってレイヤーの違いかな」なんて思ったりもする。
さまざまなレイヤーが多層に重なって世の中を創っている。
新聞やニュースを見ればそれがわかるし、会社の中でも様々なレイヤーが存在する。
しかし、私は私自身のレイヤーを大切にしたいのだ。
できれば争いいがみ合う場面に関わりたくない。
心穏やかに平和に過ごしたい。この歳になると、今まで関わってきた様々なレイヤーをそぎ落として、シンプルに自分のレイヤーで生きたいと思う。
美しく豊饒な五感の海を泳いでいたいと思う今日この頃である。
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by aoyukibon
| 2024-03-03 13:26
| LIFE