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もったいない!

海外ニュースで、冷蔵庫の中にある食べ残しや使われないままになっている食料品、規格が合わなくて出荷できず廃棄されている魚や野菜を、その場で美味しく調理して食料の重要性を見直す運動をしているグループの活動を見た。
実は、先日あるデパートで、100g2万円で売られている超高級和牛を見て驚愕した事を思い出した。一体全体、こんな高級肉を買う人がいるんだろうかと不思議に思ったが、その時、その高級店で高級肉を買っている女性がいたのにまたまた驚いた。一人暮らしをしている時、100g400円もする肉がなかなか変えなくて、安売りセールのときを狙って買うのが常だった。なんとその50倍もの値段がつく牛ってどんな味なのか?それよりそれを買う人ってどういう人なのか?
阪急百貨店の食品売場の販促の仕事をしているときも、高級な食品が売れ残ったらどうするのかが気になって仕方なかった。たぶんそのまま廃棄するのではないだろうとは思ったが、謎だった。
たとえばコンビニなんかは、やはり廃棄処分するのだろうか?
消費期限という市場ルールがいつの間にか定着し、戦後の食料不足の時代に困窮したわが母までが、消費期限切れを気にするようになってしまった。はっきりいって、私はさほど気にはしていない。企業は、クレームを恐れて早めに期限なるものを記しているだけで、よほどの事がない限り期限に神経質になる事はないと思っている。
期限がない時代に育った私は、臭いや色で危ないかどうかを判断した。あまりにも消費期限や規格に縛られすぎて膨大な食品をムダにしている現代。いつか食品達から現代人にしっぺ返しが来るのではないかと内心ハラハラしている。
by aoyukibon | 2017-02-02 00:22 | 国際、社会

つれづれなるまま。ちょっと気になる風景


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