敬老の日って、いる?
2023年 09月 15日
明後日は「敬老の日」。実は、最近までこんな日があったことをすっかり忘れていた。
「敬老の日」って、老人を敬う日の事だよね。私自身もいつからかシニアと呼ばれる年代になっていて、シニアで得をするのは、映画館で700円ほど安くなる事かな。
しかし、考えてみれば定年が65歳に伸び、もうすぐ70歳になるかもしれない時代。私と同様、同級生たちもほとんどが仕事を持っている。
つまり現役で社会的に仕事で貢献しているということは、老人というイメージには似つかわしくない。
岸田新内閣を見よ。ほとんどが60~70代だ。これこそ老人内閣ではないか。(老害内閣と言ってもいい)
年齢で「老人」を決めつけるのは、やはり無理がある。
65歳以上の人口が約29%、最も人口の多い年齢が73歳(いわゆる団塊の世代)、さらに日本は100歳以上の人が9万2000人もいる(ほとんどが女性だけど)。
どう考えても高齢者大国、日本。そりゃあ、「敬老の日」と言われてもピンとこんわなあ。だって右も左も年寄りなんだもの。私自身、自分を老人だと思った事がない。
日本は年寄りだらけなんだから、老人という言葉はもはや死語ではないかな。敢えて言うなら、介護が必要な高齢者だろうか。
私のように独身の高齢者には、敬われる子も孫もいないし、それどころかクライアントから大量の仕事を押し付けられる状況。イベントディレクターとして現場で運営を頼まれたりするのは、どうかと思う。明らかに私より年下の担当者は、私の事を敬うどころか高齢者ともみなしていないのではないか。いや「働けるうちはどんどん働いていただきましょう。安い料金で。だって年金もらってるんだものね」うん、確かに。
しかし、その年金も決して満足のいくものではなく、税金や健康保険・介護保険で削られている。仕事があるだけマシ、なのかもしれない。
とにかく、元気に働けるうちは働きましょう。優雅なリタイヤ生活は、きっと3日で飽きるにちがいない。
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by aoyukibon
| 2023-09-15 21:08
| LIFE